私は干し草の匂いが好きだ。 足元から特有の匂いがまつわりつく乾燥した干し草が、一面に広がる畑や田圃の畦畔を歩くのが好きである。「香りの錬金術は南仏プロバンヌの穏やかな草原も、東洋のエキゾチックな快楽も、エレガントな女性が闊歩する大都会も誕生させる。 唇に笑みを、目に涙をもたらせる。 続きを読む>> |
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平野復興担当大臣が、津波に逃げ遅れた犠牲者に対しバカ呼ばわりしたとする問題を、野党側は来週から本格化する各委員会での質疑で、その責任を追及する構えのようだ。 事の発端は今月の18日、福島県で開かれた参議院民主党の研修会での発言の折、津波にのみ込まれて亡くなった同級生への無念の思いが、「バカ」という言葉で表現してしまったもの。 続きを読む>> |
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秋の気配が一段と高まってきた。 近くの公園では落葉広葉樹に彩りを添え、ちょっと肌寒い秋風に吹かれながらひらひらと葉っぱが舞い落ちてくる。その様子を見ていると、儚さと美しさが、同居するかのように思えてくるものだ。 というよりも、儚いから美しいのだろうか。 続きを読む(YouTubeあり)>> |
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ここ数日秋晴れの日が続いている。 日曜日に行われた大会の結果のまとめや、体協への報告、スポンサーになって頂いた方々への報告や集金やらと、その残務処理は激務に近い。 そんな中、車を北に走らせていると、焼け石連峰に聳える駒ヶ岳の勇姿が、秋晴れの下にくっきりと映えた、実に見事な光景が目に留まった。 続きを読む>> |
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ここ最近、何やかやと忙しい毎日が続いている。 こうしてパソコンに向かっていても、脳の半分は眠り、半分は辛うじて起きているといった状態である。ましてや、既に両の瞼は殆どふさぎかかっている。先月の暮れに刈り取った稲も、ここ最近の天候により、陽光を浴び太陽の恵みを受けて順調に乾燥している。そして殻の中の稲粒一つ一つに、深みとコクを封じ込め益々旨みを蓄えている。 |
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稲刈りも無事に終わり、秋晴れの清々しい日和にも誘われ、車を一路奥山へと運んだ。 紅葉狩りも楽しみの一つだが、本格的な紅葉シーズンにはもう少し時間が必要である。 昨年は豊作となった山の恵みキノコだが、「果たして今年はどうか」と確認を兼ねて山の中へと足を踏み込んでみた。 ブッシュをかき分け杖を頼りに踏み入った先は、比較的足元は開け、 続きを読む>> |
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とてつもない破壊力の大津波から、ただ1本だけ生き残った奇跡の1本松だが、7月には新芽が確認されるなど順調に育っていると報じられていた。しかしながら20日程前の9月中旬、日本緑化センターの報告では、「一本松の樹勢が再び衰弱へ陥った」との発表があった。震災後初の越冬を前に、少しでも体力を回復し生きる力を温存してもらいたい。震災、或いは復興のシンボルとして、出来る限り長生きしてもらいたいものだ。 |